muniraの作品《読書》がぺんてる「100点のアートクレヨン画展」に展示されました
Dec 18, 2025
ぺんてる「100点のアートクレヨン画展」
このたび、MUNI ART GALLERYのアーティスト兼キュレーターである munira の作品《読書》が、ぺんてる主催「100点のアートクレヨン画展」に入選し、展示されました。
▶ 展覧会公式サイト
https://awrd.com/award/pentel_artcrayon_2025/tab/exhibition
今回は、この展示を通して感じたことを、少し個人的な思いも交えながら綴りたいと思います。
OKUROJIで出会った、人とアート
会場となったのは、東京・OKUROJI。
日常の延長線上に、静かに現れるような不思議な空間です。
天井から吊るされた作品の間を歩いていると、足を止めてじっくり作品を眺めたり、スマートフォンで写真を撮ったりする来場者の姿が何度も目に入りました。
自分の作品の前で、まったく知らない誰かが静かに立ち止まる。
その光景を見るたびに、作品がそっと誰かの心に届く瞬間があるのだと実感し、胸が温かくなりました。
2,300点を超える応募作品の中から選ばれた100点
今回の展示では、2,300点を超える応募作品の中から100点が選出されました。
さらに、水彩画家・柴崎春通先生が、入選した100作品すべてをYouTubeライブで講評してくださいました。
作品を展示していただけたことはもちろんですが、審査をされた方から、自分の作品を見て何を感じ、どのように受け取ってくださったのかを直接聞くことができたことは、アーティストとしても、そしてキュレーターとしても、とても貴重で忘れられない経験になりました。
▶ 柴崎春通先生 YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/WatercolorbyShibasaki

作品《読書》について
《読書》は、A4サイズのCANSON XL(160g/㎡)に、ぺんてると柴崎春通先生が共同開発した「アートクレヨン」を使用して制作しました。
普段の私は、細密なデジタル作品や鉛筆画から、大胆な色面で構成する色彩豊かな作品まで、さまざまな表現で制作しています。
この作品では、あえて資料や下描きにほとんど頼らず、そのとき感じた感覚だけを大切にしながら描き進めました。
だからこそ、この作品が選ばれたことは、「上手く描けた」という以上に、自分自身の感性を認めてもらえたように感じられ、大きな励みになりました。

作家同士の出会い
レセプションでは、同じく入選された作家の方々とお話しする機会がありました。
「あなたの作品を覚えています」と声をかけてくださる方もいて、とても嬉しかったことを覚えています。
人前に出ることはあまり得意ではなく、話しかけるにも少し勇気が必要でした。
それでも、作品があることで自然と会話が生まれ、人と人をつないでくれる。
そんなアートが持つ静かな温かさを、あらためて感じる時間になりました。
MUNI ART GALLERYが大切にしたいこと
MUNI ART GALLERYでは、完成した作品だけでなく、その背景にある迷いや緊張、そして一歩踏み出す勇気も含めて届けていきたいと考えています。
今回の展示は、その想いをあらためて確かめることができた、とても大切な経験になりました。
Written by munira